<心臓病治療の特徴>
腎臓に優しい治療の充実
正常な心臓について
正常な心臓であれば「ドッキン・ドッキン」の「ドッ」の時に左心房が収縮し、収縮同時に、僧帽弁が開き、左心房から左心室に血液が流れます。そして、「キン」の時に左心室が収縮して左心室の中の血液は大動脈に押し出され、全身へと行きわたります。
この時、左心室から左心房に血液が逆流しないように左心房と左心室の間には僧帽弁という逆流防止弁があります。
僧帽弁閉鎖不全症は
全身へ送り出す血液量が減り
腎臓にダメージを与えます
心臓病にとって最も大事なことは
「咳」を止めるためにと言って、必要以上に「利尿薬」を使わないこと
ごとふ動物病院の心臓病治療は、安易にラシックス(利尿降圧薬)を使用しません。
まずは、「食事やサプリメントのコントロールはできないのか?」と言うことを考え、それでもダメな場合に限って強心剤や血管拡張剤と言った体に負担の少ないお薬から開始します。
それでもコントロールできなければ、腎臓への負担が少ない利尿剤から始め、最後の最後に腎臓に負担がかかるラシックス(利尿剤)を使用します
腎臓に負担のかかる
利尿剤の使用はできるだけ少なく
これが、ごとふの「腎臓にやさしい」心臓病治療です。
だから心臓病を抱えながらも
みんな「元気に・イキイキ」笑顔が一杯にあふれています!