<心臓病治療の特徴>
腎臓に優しい治療の充実

正常な心臓について

犬

正常な心臓であれば「ドッキン・ドッキン」の「ドッ」の時に左心房が収縮し、収縮同時に、僧帽弁が開き、左心房から左心室に血液が流れます。そして、「キン」の時に左心室が収縮して左心室の中の血液は大動脈に押し出され、全身へと行きわたります。

この時、左心室から左心房に血液が逆流しないように左心房と左心室の間には僧帽弁という逆流防止弁があります。


僧帽弁閉鎖不全症は
全身へ送り出す血液量が減り

腎臓にダメージを与えます

  1. 01
    僧帽弁閉鎖不全症の心臓は、正常に僧帽弁が閉まらなくなる

    僧帽弁閉鎖不全症の心臓

    ステージB2以上の心臓は、血液の逆流を防止している僧帽弁(逆流防止弁)が、歯周病菌によって厚くなったり、もろくなったりしているため、キッチリと(正常に)弁が閉まらなくなっています。

  2. 02
    左心室から左心房へと血液の逆流が起き、全身をめぐる血液は逆流した分だけ減ってしまいます。

    左心室

    僧帽弁がキッチリと閉まらなくなると、左心室から左心房へと血液の逆流が起きてしまいます。逆流した分の血液は全身へと向かわず、左心房へと逆流するため、全身をめぐる血液は逆流した分だけ減ってしいます。
    (つまり、心臓が正常ならば、左心室から100%全身に流れ込んでいた血液が、逆流のために左心房へ20%、全身へ80%しか流れ出ないため、体全体をめぐる血液は20%不足した状態になっています。)

  3. 03
    このような状態の時にラシックス(利尿剤)を必要以上に使えば、腎不全が引き起こされる

    腎不全

    このような血液不足状態の時に「咳を抑えるためと言ってラシックス(利尿剤)」を必要以上に使えば、ラシックスの利尿作用のために、全身をめぐる血液はオシッコ(尿)として強制的に排除されるため、さらに循環血液量は少なくなります。
    全身をめぐる血液量が少なくなればなるほど、腎臓で濾過される血流も減るため、血液の中で溜まった毒素(老廃物)を排出できなくなり、結果として腎不全が引き起こされ、死期を早めてしまいます。

心臓病にとって最も大事なことは
「咳」を止めるためにと言って、必要以上に「利尿薬」を使わないこと

ごとふ動物病院の心臓病治療は、安易にラシックス(利尿降圧薬)を使用しません。
まずは、「食事やサプリメントのコントロールはできないのか?」と言うことを考え、それでもダメな場合に限って強心剤や血管拡張剤と言った体に負担の少ないお薬から開始します。

それでもコントロールできなければ、腎臓への負担が少ない利尿剤から始め、最後の最後に腎臓に負担がかかるラシックス(利尿剤)を使用します

腎臓に負担のかかる
利尿剤の使用はできるだけ少なく

これが、ごとふの「腎臓にやさしい」心臓病治療です。

だから心臓病を抱えながらも
みんな「元気に・イキイキ」笑顔が一杯にあふれています!

犬

ごとふの犬の心臓病簡単自宅ケア