本当に好き嫌い?ワンちゃんの食欲不振(犬の心臓病)|ごとふ動物病院(福岡)

犬の心臓病
column

2020.02.14

本当に好き嫌い?ワンちゃんの食欲不振


ご飯時になると、うれしくてソワソワ。

飼い主さんの足元をウロウロしたり、吠えて催促したりする子もいるように、ワンちゃんにとってのご飯タイムは1日の中でも大事な時間なのではないでしょうか?

でも『最近、ご飯を食べなくなった』なんていうこと、ありませんか?大きな心当たりがないとき、それは病気のサインかもしれません。

今回はワンちゃんがご飯を食べない『食欲不振』についてのお話です。

 

好き嫌い・・・だけじゃない!


犬種や年齢に合わせたものや、見た目や味にこだわったものなど、昔に比べるとドッグフードは進化を遂げています。

また、手作りする飼い主さんも増えてきているのではないでしょうか?ワンちゃんに、毎日おいしくご飯を食べてほしいですよね。

でも、毎日同じご飯を食べていたのに、食べられなくなる…『食欲不振』に陥ることがあります。ドライフードの食べつきが悪かったり、トッピングしたものや特定の食べ物だけしか食べないということも。

中には1度食べたものを2度目は食べないといったケースもあり、飼い主さんを悩ませることもしばしば。

 

なぜ、ご飯を食べなくなってしまうのでしょうか?

 

食欲不振の理由として様々なことが考えられます。

ご飯がお口に合わない、好きな食べ物が決まっているなど『好き嫌い』が原因だったり、歯周病によって口が痛んで噛めないために食べられなかったり、椎間板ヘルニアの痛みで首を下げることができず食べられなかったり、消化器系の病気が関係していたり…。

理由のうち、後半は病気が関係していますが、これらの病気の他にも気を付けておきたい病気があります。

 

病気で感じる『おなかいっぱい』


食欲不振は、歯周病や椎間板ヘルニアといった病気の他に『心臓病』が関係していることがあります。

食べることと心臓病。一見関係なさそうに見えますよね?ここで、心臓病と食欲不振について探ってみましょう。

以前、心臓病とむくみについてお話ししたことがあります。簡単にお話しすると、心臓病によって血液のめぐりが悪くなることで、血管を通した体液の交換がうまくいかなくなりむくみが起こるということでした。

このむくみは、手足だけでなく肺などの臓器でも起こります。もちろん、『腸』でも!!

腸のはたらきといえば、『栄養や水分を吸収すること』。心臓病によって腸に流れる血液が少なくなると、このはたらきがブロックされ、食べても栄養を吸収できなくなります。

それと同時に、腸の血流が悪くなり『腸で』むくみが起こるので、お腹が張っているような感じになり、食欲が落ち食べられなくなります。

 

ワガママ?それとも病気?

いかがだったでしょうか?心臓病と食欲不振。深いところで繋がってることが分かっていただけたでしょうか?

フードは食べないけどお肉だったら食べる、おやつしか食べないなど、パッと見ると『ワガママ』を言っているように感じることがあるかもしれません。

 

でも本当にそれは『ワガママ』なのでしょうか?

 

体のどこかがしんどくて、『食べられないよ~』というワンちゃんからのメッセージなのかもしれません。食欲不振が続くと、衰弱してしまうこともあります。

『心臓病が気になるな…』と思ったら、まずは当院で診察を受けてみませんか?

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