犬の心臓病
column
心臓病のステージ②
ワンちゃんを襲う心臓病。この病気は「がん」と同じように、進行具合がステージ分けされていることをご存知でしょうか?
ステージよって症状や治療が変わる心臓病。愛犬が心臓病と診断された飼い主さん、今ワンちゃんがいるのはどのステージ??
今回は心臓病のステージ・その2をお話していきます。
(その1はコチラ)
お薬が必要?!心臓病のステージ
心臓病のステージは5つ!A・B1・B2・C・Dに分けられています。
別記事でご紹介したA・B1まではサプリメントや食事内容の見直しで対応できていましたが、今回ご紹介するステージからはそれと並行してお薬が必要になってきます。
どんな症状がみられるのでしょう?
ステージB2
日常生活で「おかしいかも?!」と思うシーンが増え出すのがステージB2。- カーッと痰を吐くような音を出す
- ちょっと興奮すると下の色が紫になる
- お散歩や日常生活で息切れする
痰吐くような音、それはワンちゃんが発している咳の音。B1でかすかに聞こえていた心臓の雑音も、ザーッというはっきりした音が聞こえるようになります。
このステージから治療にお薬が登場します。お薬で心臓の負担を減らすことで次のステージへの悪化を防ぎます。
ステージC
「突然倒れて…」と病院へ駆け込むような症状が出始めるのが、このステージ。以下のような症状がみられるようになります。- 激しく咳き込むことがある
- 走り回った後でもないのに呼吸がとても速い
- 興奮して倒れる
B2より症状が進んだことで、痰の絡んだような咳もさらにひどくなり、頻繁に繰り返すようになります。
また肺に水が溜まるといった症状も。強心剤や血管拡張剤、利尿剤を使用して咳を鎮め、利尿剤による腎臓へのダメージを軽減させることが重要になります。
ステージD
『しょっちゅう咳き込んで、なかなか止まらない』『肺水腫を繰り返している』など心臓病の中でも最も症状が進んでしまった状態です。その他にもこのような症状がみられます。
- いつも呼吸が速く、動かずじっとしている
- 興奮したり、酷く咳き込むと倒れる
- 抱っこしているだけで心臓の雑音が分かる
また、いつ肺水腫を起こしても不思議ではない状態なので、自宅で肺水腫に対応する必要が出てきます。
酷くなる前に治療開始を
ステージCやDでは、興奮して倒れてそのまま…ということも少なくありません。
そうなる前に、できるだけ早い段階で治療を受けさせたいものです。
病院へ行くほどでもないのかな…と思っているその症状は、実は心臓病のサインなのかもしれません。
迷っているならぜひ1度病院で診察や検査を受けてみてください。
また、飼い主さんができることは病院へ行くことだけではありません。
自宅ケアであるものを退治することで、ワンちゃんの心臓をサポートすることができます。
あるもの。それは…歯周病菌です。
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飲み薬を飲ましていて「これだけでいいのかな?」と思っている飼い主さん、自宅でも体に優しい心臓サポートを、心臓病がひどくなる前に始めてみませんか?