しつけで使える?カットオフシグナル(犬のアレルギー治療)|ごとふ動物病院(福岡)

犬のアレルギー治療
column

2019.01.11

しつけで使える?カットオフシグナル


散歩中、知らない人やワンちゃんに向かっていったり、どこでも拾い食いをしたり、今やっていることをちょっとやめてほしい…と思うことありませんか?

問題行動はたくさんありますが、それらの中には叱るより行動を止めて褒めるといったトレーニングが有効なこともあります。

『今していることを一旦止める』
これを子犬のうちに覚えると、様々なしつけに使えます。

今回はカットオフシグナルのトレーニングの紹介です。

 

カットオフシグナルって?

初めて耳にする方も多いと思います。英語ではcut off=遮断する、やめるという意味があります。

その意味の通り、飼い主が望んでいない行動を起こすときに、その行動をやめさせる仕草というのがカットオフシグナルです。

具体的には、犬と対象物を手や体を使って遮ることなどが挙げられます。

もちろん、カットオフシグナルに頼るだけではなく、犬の行動を前もって予想してトラブルを回避することも大切です。

 

目標は「一旦停止」


子犬の気が散らない環境でやってみましょう。

まずは子犬の目の前に、おやつを置きます。子犬がおやつに気が付いて、においを嗅ぎに来たら「ストップ」と静かに言い、子犬を手で遮ります。

あくまで動作を止めることが目的なので、コマンドを出す際は静かな声で子犬を興奮させないようにしましょう。

そこで子犬の動作が止まって待つことができたら褒め、おやつを渡します。これを繰り返します。

コマンドを出して、動作を止めることに慣れてきたら、今度は少しずつ環境を変えてみます。

飼い主が座ったままトレーニングを実施していたら、今度は立ち上がって実施してみましょう。その際、手ではなく体全体で子犬を遮断するようにします。

こうした飼い主の小さな変化は、子犬にとっては大きな環境の変化になるので、頭がパンクしてしまい、今まで出来ていた「静止」という状態を保てなくなることが多いです。

また、トレーニングには集中力を要するので、長時間トレーニングをしていると集中できなくなってしまいます。

こまめに休憩を取り変化に慣らしつつ、時間をかけてトレーニングしましょう。

 

少しずつ継続して

トレーニングを進めていく中で、コマンドのみで行動を一旦中断することを覚えられれば、他の問題行動に対するトレーニングへのアプローチになります。

子犬の幼い頭でこのコマンドを覚えるには時間がかかるので、子犬が飽きないように、毎日の遊び時間に少しずつ取り入れて楽しく進めていきましょう。


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