子犬の噛み癖

2018.12.16


子犬が噛む?! そのワケとしつけ方


子犬と一緒に遊んでいて、噛まれたことはありまあせんか?子犬が遊びながら甘噛みする様子は可愛いものですが、放っておくと家具や人の手を噛む困ったワンちゃんに成長してしまうかもしれません。子犬のうちにしっかりとコントロールすることで、周囲とのトラブルも未然に防ぐことができます。

 

〈子犬の甘噛み〉

子犬の甘噛みは、なぜ起こるのでしょうか?それは、ヒトの手を「じゃれ合う相手」と認識しているからです。ただじゃれ合っているわけではなく、子犬が兄妹犬とじゃれ合って相手を噛んでいるとき、それは狩りのまねをしているのです。ヒトの子どもがおままごとをするのと同じで、狩りのまねを兄妹犬とするうちに、力の加減の仕方や社会性を身に着けます。こうした遊びは、新しい家にやってきて兄妹犬と離れても、相手をヒトの手に変えて続けられます。



〈どうしたら直る??噛み癖の直し方〉

パターン1:バイト・インヒビション(咬み抑制)

子犬が他の犬と遊んでいるとき、相手を噛む力が強すぎると、相手が高い声を出します。この反応を見て噛む力加減を学びます。これをバイト・インヒビション(咬み抑制)と呼びます。

子犬に噛みつかれたときに、「キャッ!」と短く高い声を出します。その声に対して、子犬が噛む力を弱めてぽかんとしていたら、「いい子」と静かに褒めましょう。高い声で褒めたり頭を撫でたりすると、子犬が興奮し再度噛みつくことがあるので、静かにというのがポイントです。

声を出した後にすかさず噛んでくる場合は、おもちゃを使って気持ちを逸らします。



パターン2:無視

パターン1と同じように声を出した後、まだ噛んでくるときは子犬を無視してその場を静かに離れ、別室に移動します。ここでも「静かに」がポイントです。走ったり、バタバタと忙しなく移動したりすると、その脚に噛みついてくることがあります。子犬を一人ぼっちにすることで、「噛むと仲間がいなくなるということを理解させましょう。



2つの対処法を実施する際、決して暴力を振るわないようにしましょう。叩く・口を鷲掴みにするなどの行為は、子犬に恐怖を与え、問題行動がエスカレートすることがあります。また、手をあげることで、手を恐怖の源と認識するため、噛みついて抵抗しようとして負の連鎖が始まります。

噛み癖を矯正するためには、正しいしつけが必要ですが同時に時間も必要になります。しつけを何度も繰り返して、問題行動を防ぎワンちゃんとの絆も深めましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 前のコラムへ
  • 犬のアレルギー治療コラムトップへ
  • 1次のコラムへ

pagetop