
犬のアレルギー治療
column
『お通じ改善』だけ?食物繊維の作用
ごぼうやさつまいもに豊富に含まれている成分…食物繊維。
お腹のトラブルの強い味方でもあり、整腸作用があることでも知られています。
この作用、お腹が弱いワンちゃんのみならず、大きな病気を予防したいワンちゃんにもうってつけ!
整腸作用って??

整腸作用…読んで字のごとく、腸の調子を整えること。これには、お通じの異常を改善することも含まれています。
毎日のトイレタイムで、『お通じが出ない』『ゆるゆるうんちが出る』といったことがあるかと思います。
そんな不安定なお通じを、しっかりとしたうんちへとサポートしてくれるのが、食物繊維なのです。
食物繊維には、うんちのカサを増してうんちが出るようにするものと、うんちを柔らかくして出しやすくするものの2種類あります。
うんちが緩いときは前者を、固くて出しにくいときは後者を…といったように症状に合わせて食物繊維を取ることで、お通じをスッキリさせることが出来ます。
○○○のエサになる?!

ところで、ワンちゃんがお通じトラブルを起こす原因の一つに『腸内環境の乱れ』が関係していることがあります。
お腹の中には、善玉菌・悪玉菌といった複数の菌が絶妙なバランスを保って棲みつくことで、健やかなうんちが出るための腸の動きや、免疫機能をキープしています。
でも、様々な理由で悪玉菌がワッと増えてしまい、バランスが崩れてしまうこともあります。
悪玉菌が増えると体に有毒な物質やガスを作り出し、腸の動きや免疫機能がダウン。便秘や下痢を引き起こすのです。
そんな腸内細菌のバランスの乱れを改善させるのも、食物繊維の持つ『整腸作用』です。
具体的には、善玉菌のエサとなり善玉菌の数を増やすことで、腸内細菌のバランスが崩れないように保ってくれるのです。
長生きのカギ!
ワンちゃんで起こるお通じトラブル、気をつけてほしいのが『歯周病を抱えているワンちゃん』です。お口のニオイや歯石、歯のグラつきなどのトラブルを抱えているワンちゃんでは、そのお口に歯周病菌が棲んでいます。
歯周病菌がお口からお腹へと流れ込み、腸内環境を破壊する原因に…。
腸の動きや免疫機能がダウンしているときには、腸本体に傷が入っていることもあり、傷口から歯周病菌や悪玉菌、体に有毒な物質が体の中に入り込むようになります。(詳しくはこちら)
その結果、心臓病や腎不全、体のあちこちにガンが出来たりアレルギーになったりと、ワンちゃんの体を様々な病気が襲うことになります。
裏を返せば、お口のケアをしっかりすること、食物繊維で腸内細菌のバランスを保つことで、これらの病気の進行を遅らせるほか、予防にも繋がります。
腸内環境を整える食物繊維は、私たちが日ごろ食べている野菜や果物、海藻やお豆などにも含まれるので、長生きのために役立ててみてはいかがでしょうか?
ただ
『ワンちゃんのご飯まで手が回らない』
『好き嫌いがあって、お野菜は食べない』
こんな悩みもありますよね。
そんなときは、Dr.わんダブル スティックサプリ!
今回お話した食物繊維はもちろん、傷ついた腸を修復するグルタミン、腸の免疫力をUPさせるてんさい糖など、お腹に嬉しい要素がたっぷり詰まっています。
おやつタイプのサプリメントなので、ご飯を変える必要ナシ!美味しく食べて、お腹のサポートが出来ちゃいます。
また、腸内環境を乱す要因の一つ歯周病菌。
お口の中にいる歯周病菌には、Dr.わんダブル 歯磨きジェルでしっかりケア!
フルーツ酵素やマヌカ蜂蜜のほか、バジルやクマザサ、ホップといった体に優しい成分で、お口の中の歯周病菌を殺菌します。
舐めさせるだけという簡単な方法で、歯周病菌がお腹に流れ込むのを防ぎます。
『お腹…緩いときが多いんだよね』
『お口がすごく臭くて…なんとかしてあげたい』
今のワンちゃんの健康に不安がある飼い主さん!
病気が深刻になる前に、Dr.わんダブルで自宅サポートしてみませんか?