食べ物でお肌が!食物アレルギーのお話(犬のアレルギー治療)|ごとふ動物病院(福岡)

犬のアレルギー治療
column

2021.04.11

食べ物でお肌が!食物アレルギーのお話


全身をカキカキ…。
もしかして、アレルギー?

ワンちゃんが体のあちこちを掻いていたら、アレルギーを疑う飼い主さんもいると思います。

そうなると日常生活で気になるのが「ごはん・おやつ」ではないでしょうか?

食べるものが関係するアレルギー、それは「食物アレルギー」です。

『食物アレルギーって?』
『うちの子も食物アレルギーなのかな?』

今回は食物アレルギーについてお話ししていきます。あなたのワンちゃんの、アレルギーの原因は??

 

食物アレルギーって?


小麦粉、たまご、エビやカニ、お蕎麦…

冒頭でアレルギーというワードが出たので、何となくピンとくる方もいるかもしれません。

私たち人間でよくアレルギー物質としてあげられる食べ物ですね。

ワンちゃんでも同じように、特定の食べ物が原因で症状が出ることがあります。これを食物アレルギーと言います。

どんな症状が出るのか・治療が行われるのか、ちょっとだけご紹介します。

 

症状

食物アレルギーには特徴があって、全身に蕁麻疹みたいな小さい湿疹が出るということが挙げられます。

また、食物アレルギー以外のアレルギーやアトピーでは抜群に効果を発揮するお薬・ステロイドが効きづらいこと。

アレルギー反応が消化管まで及んで、なかなか治らない下痢をするなど様々な症状が見られます。(詳しくはこちら

 

治療

お肌にトラブルを起こす原因は食べ物ですが、アレルギーを起こす食べ物はワンちゃんごとに異なるので「この食べ物でアレルギーが起きる!」と一概には言えません。

市販のアレルギー用フードもありますが、まずは豚肉さつまいもなどのアレルギーの出にくい食材を使い、手作りごはんでかゆみが出ないか見ていきます。

症状が出なければ、少しずつ材料を増やしていくことも可能です。

また、シャンプー剤なども最初は使うのを避けお湯で流したり温めたタオルで拭くなどのケアを行っていきます。

 

実は間違われることが多い?


今回ご紹介している食物アレルギー、『他院でそう診断されたけど実際は別のアレルギーだった』というのが意外と多いのをご存知でしょうか?

先ほどお話しした症状に該当しなかったり、フードを変えても症状が治まらなかったり…その背景には、『ベタベタ肌』を起こすアトピーと、『カサカサ肌』を起こすアレルギーが隠れているのです。

もちろん、診断通りに食べ物が原因でアレルギーを起こしている場合もあります。

しかし「何年も治療してるけど治らない」「アレルギー検査で引っかかった食べ物を与えていないのにかゆみが治まらない」という場合、もしかしたら別のアレルギーなのかもしれません。

 

当院では食物アレルギーも、その背後に隠れている『ベタベタ肌』『カサカサ肌』も治療可能です。

まずは、ワンちゃんのお肌を病院で検査してお肌トラブルの原因を特定しましょう。そしてワンちゃんの体に優しい治療で、かゆみとサヨナラしませんか?

遠方にお住いのワンちゃんも、当院で処方されるサプリメント『ニコわん』や『なるはや 3点ケア・セット』を使ったケアで、ご自宅にいながら症状を改善させることが可能です。

「うちの子も本当は違うのかな」と思った飼い主さん、また食事に振り回されて疲れてしまった飼い主さん。

当院でアレルギーの原因を見つけて、「治る治療」を始めてみませんか?



 

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