犬のアレルギー治療
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シャンプーしたのになぜ?症状の悪化
ワンちゃんや飼い主さんを困らせる、お肌のトラブル。体をボリボリ掻く、お肌に赤みがある、フケや脱毛が気になる…。
そんなトラブルを何とかしようと考えたときに、思い浮かぶ方法の一つとして挙げられるのがシャンプーではないでしょうか?
全身キレイに洗って、症状も落ち着くかな・・・と思ったら、まさかの悪化!実はこれ、シャンプーケアで結構「あるある」なのです。
洗ってるのに症状が悪化して困ってる…今回はシャンプーとアレルギー症状の悪化についてお話ししていきます。
シャンプーでトラブル!
『ちょっとニオイが気になる…』
『フケが出るのは汚れてるから?』
こう思ったとき、症状の程度によってはちょっとハードルが高い病院より、市販のシャンプーを使って自宅で洗ったり、トリミングショップにお願いしてきれいにしてもらう・・・という選択をする飼い主さんは多いと思います。
洗い上がりはふわっふわ!いいにおい・・・というのが理想だと思いますが、シャンプー後にお部屋のいたるところにワンちゃんの毛が落ちているとか、撫でたらフケがパラパラ降ってくる・・・。
ひどいときには体のどこかしらをしきりに掻いているなど症状が悪化していることも少なくありません。
洗ったのに症状が悪化する…その原因は「洗いすぎ」にあります。
洗って悪化!そのワケは?
洗いすぎ・・・と言われても「1回しか洗ってないけど」と心当たりのない飼い主さんもいると思います。
でもその1回のシャンプーでワンちゃんのお肌のあるものが無くなってしまうことによって、症状が悪化するのです。
あるもの…それは「皮脂」!
実はシャンプーをして既存の症状が悪化するのは、カサカサ肌のワンちゃん。
このタイプの持つワンちゃんでは、細菌やアレルゲン、紫外線といった外部からの攻撃を防ぐ皮脂が少ないのが特徴です。
もともとお肌のバリアが弱く繊細なので、脱毛や乾燥などしやすいのです。
そこに市販のものやトリミングなどで使われる「洗浄力の強いシャンプー」で全身をザブザブ洗うことで、わずかに残されていた皮脂も根こそぎ取り除かれてしまい、お肌の表面は丸裸に!水分が抜けて乾燥するようになります。
バリアがない、お肌もカサカサ・・・という状況によりフケや脱毛が進んだり、外部から攻撃を受けてかゆみが引き起こされ、ボリボリ掻くといった症状につながります。
せっかく洗ったのに~!!!と残念な気持ちになりますね…。
お肌に合わせたケアを!
でも実際に自分のワンちゃんのお肌のトラブルがアレルギーかどうか、そしてアレルギーだったとして何アレルギーなのかは病院で検査してみないと分かりません。『お肌のトラブルが気になって・・・』
『きれいにするついでに症状も良くなったらと思って・・・』
シャンプーでワンちゃんをケアしてあげることも一つの手ですが、ワンちゃんのお肌に合わないケアをしてしまうと、かゆみやフケ、脱毛といった症状を悪化させてしまうことに。
うちの子はシャンプーしていいのかな?
シャンプー剤、何を使ったらいいのかな?
お肌のトラブルを抱えるワンちゃんのケアで、こんな悩みがある飼い主さん。当院で診察、相談してみませんか?
ワンちゃんのお肌を検査して、ワンちゃんひとりひとりに合ったケアの方法をご提案いたします。
病院が遠い…そんな飼い主さんは体に優しいサプリメント『ニコわん』や『なるはや 3点ケア・セット』を使って、自宅にいながらワンちゃんのアレルギー・アトピーの症状を緩和させることが可能です。
お薬は使いたくない…
洗い方を詳しく知りたい!
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