治ったと思ったら!ヘルニアの再発

2019.10.07


安静に安静を重ねて…やっと椎間板ヘルニアが良くなってきた!痛みが取れて、元気に遊ぶワンちゃんの姿を見ると嬉しいものです。

でも、今までの生活を見直さないとまた椎間板ヘルニアになる危険あると言われたら…?

完全に治ったと思いがちな椎間板ヘルニアは、『再発』する病気なのです。

今回のお話は椎間板ヘルニアの『再発』について。
『えー!治ったんじゃないの?!』と思っている飼い主さん、必見です。

 

治ったはずじゃ…ヘルニアの再発


椎間板ヘルニアの治療が終了すると、ワンちゃんも飼い主さんもひとまずホッとすると思います。

腰が痛くて動きたがらない、首が痛くてご飯が食べられないといった症状から、一時はどうなることかととても心配だったのではないでしょうか?

通院が終わって一安心…と思っている飼い主さん、ちょっと待ってください!

 

突然ですが、あなたのワンちゃんはどのような治療をしましたか?レーザー?お薬?それとも手術?
少し振り返ってみてください。

 

以前もお話ししましたが、椎間板ヘルニアの治療にはレーザーやお薬の他に、手術があります。

これは飛び出した椎間板を取り除く、いわば原因治療と呼ばれるものですが、お薬やレーザーはそうではありません。飛び出した椎間板を引っ込めるわけではなく、それによって生じた痛みを和らげているのです。

そのため、症状が治まりパッと見た感じでは元通りと思いがちですが、激しい運動でまた同じ個所に痛みが起きたり、痺れの原因になったりします。

 

腰や首に爆弾を抱えた状態なのです!

 

一度椎間板ヘルニアと診断された後、診断される前と同じ生活をしていると腰や首に同じように負担がかかり、何かの拍子にまた痛めることに…。

今回は通院でなんとかなったというワンちゃんでも、次回も同じとは限りません。治ったと思って、うっかり激しい運動をしてしまいまた再発して病院通い…

 

これが意外と多いのです。

 

治療した『あと』が大事


では、再発させないためにはどうしたらいいのでしょう?
過去のブログで椎間板ヘルニアの予防についてお話ししましたが、今回はその予防法にプラスして他の要素もご紹介します。

またまた質問ですが、あなたのワンちゃん、今ベスト体重ですか?

『最近ぷよぷよしてきた』『くびれがない』
そんなワンちゃんは要注意!
肥満というのも、椎間板ヘルニアにとってよくない要素なのです!

ジャンプしたりダッシュして止まったりするとき、腰や首に負担がかかることは言うまでもありませんが、太っていることでその負担がさらに増します。

その負担を減らすために、ダイエットを始めてみませんか?

 

また、治療中は『安静に』と言われていたと思いますが、治療が終了すると念願のお散歩も解禁になります。この機会にお散歩グッズもチェックしておきましょう。

主に首の椎間板ヘルニアの場合ですが、首輪にリードをつけて散歩をしている場合、ワンちゃんがグイグイ引っ張ったり逆に飼い主さんが危険を感じてグッとリードを引いたりすることで、首に強い力がかかります。

首を痛めた場合は、首輪の他にハーネスを装着してハーネスの方にリードを繋ぎましょう。
とっさにリードを強く引っ張ってしまったときなどに首に負担がかかることがないため安心です。

 

『そのうちやる』より…

いかがでしたか?
椎間板ヘルニアは再発する病気。
再発を予防するにあたって、ハーネスはともかく、ダイエットってどうしたらいいの?と悩む飼い主さんは意外と多いようです。

そんな時は、当院へご相談ください。
ワンちゃんと一緒に来院していただければ、あなたのワンちゃんのベスト体重や食事量をお調べします。
手作りご飯をあげている場合でもOKです!詳しくはスタッフまでお尋ねください。

せっかく治まった椎間板ヘルニア。
ワンちゃんがまた痛い思いをしないように、『いつか』ではなく『今』始めてみませんか?

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