ただし、アレルギーのタイプによって、治療成功率は違いますので、下記をよく参照してください。
●アレルギー 肌タイプ別 治療成功率
1、酸性肌アレルギー(皮脂膜過形成アレルギー)の場合、99%に症状の改善が認められました。
2、アルカリ肌アレルギー(皮脂膜低形成アレルギー)の場合、85%が症状の改善を認められました。
アルカリ肌アレルギーの治療成功率は、約85%です。
アルカリ肌アレルギーの治療率を落としているのは、次のような先天的な皮脂異常の子がいるためです。その先天的異常とは、生まれつき、地肌にある皮脂腺が少なかったり、あったとしても皮脂腺の機能が弱く、皮脂の分泌が少なかったりする子達です。皮脂機能が弱いために、薄い皮脂膜しか作れず、その結果、正常な皮膚防御機能が失われ、外的刺激に対して過敏に反応する肌状態となります。
皮脂異常を起こす原因は、推測ですが、生まれる前、つまり胎児の時に原因があるのではないかと考えています。妊娠前や妊娠中に、母犬の食事が防腐剤や添加物まみれのフードを食べていたり(ジャンキードッグフード)、界面活性剤タップリのシャンプー剤で体を洗ってばかりいると、防腐剤や添加物そして界面活性剤が、母犬の体内に吸収されます。吸収された防腐剤や添加物そして界面活性剤は、その化学的特性上、羊水に非常にたまりやすくなります。その化学物質まみれの羊水の中で、胎児が発育することために、皮脂腺は正常に発育せず、先天的な皮脂異常を起こすのではないかと考えています。
皮脂腺から皮脂が正常に分泌されないと、必ず過敏な肌になり、最善のケアをしなければ、アルカリ肌アレルギーへと進行していきます。このような先天的な問題を抱えているワンちゃんがいるために、治療成功率85%とやや悪い成績となっています。最近このようなワンちゃんが、多くなってきているように思えます。